カーネルはできるだけ最小限のものだけを残す必要があります。 そのため、各種ネットワークインターフェイスは当然として、 これらの機能を組み込んであります。 詳細は カーネルの設定ファイル を見て下さい。
IPv4 PPP (Point to Point Protocol) BPF (Berkeley Packet Filter) バス: ISA PCI PCMCIA CARDBUS シリアル (いわゆる RS232C) フロッピードライブ メモリーディスク I386 〜 I686 最適化オプション
IPv4 は当然どのモデルでも利用可能ですが、IPv6 はモデルによります。 現在、IPv6 は natbox および riprouter そして multicast6 (IPv6 multicast)モデルです。
一方、ADSL [1] や ipsec を喋るモデルでは IPv4 only です。
また ADSL で PPPoE (PPP Over Ethernet) をするために PPP が組み込んであります。
BPF (Berkeley Packet Filter)なども入っています。 DHCP や rp-pppoe が使います。
カーネルの設定ファイルは 付録 を参照して下さい。 モデルによって IPv6 や IPSEC [2] が有効であったりなかったりしますが、それ以外は共通です。
できる限り多くのネットワークインターフェイスに対応するように していますが、 うまく認識しない場合にカーネルの変更が適宜必要でしょう。
また、カーネルを削って、アプリケーションを増やしたい 場合もあるでしょう。 その辺は御随意にどうぞ。 その辺をどうしたらよいのかは、カスタマイズの章を見て下さい。
[1] | どうせ多くの ADSL サービスでは native IPv6 サービスなんぞ提供されていないからいいでしょう。 IPv6 over IPv4 トンネルするなら別のマシンでトンネルを張って下さい ませ。 |
[2] | racoon を入れると IPSEC を使うモデルでは空き領域が足りないようなので、 ipsec モデルでは、カーネルからいくつかのデバイスを削るかも知れません。 |
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