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ソースをカスタマイズする: conf/ とブート過程

NetBSD 1.5 系列の場合、conf/1.5/ 以下を変更することで、 作成されるフロッピーのデフォルト設定を変更することができます。

conf/1.5/etc/ 以下にあるファイルは起動時に使われるスクリプトなどです。 中身は OS の /etc 以下のミニチュア版なので、見ればわかるでしょう。

Warning

本節の解説はデフォルト値の設定の変更の仕方です。 ブート過程のカスタマイズはフロッピーイメージを作成後、 mount して /etc 以下を変更しても効果は同じです。

# mount /fd0a /mnt
# cd /mnt/etc
  ... 編集 ...
ソースでは conf/1.5/etc ですが、 作成されたフロッピー上では単なる etc になることにも注意して下さい。

ブート過程

カーネルがブートする際、最後に /.profile (ソース中の conf/1.5/dot.profile )が起動されます。 .profile はフロッピー( /dev/fd0a )を /conf にマウントし、 /conf/etc を /etc にコピーします。 [1] そして /etc/rc.router を実行します。 この rc.router が fdgw の /etc/rc 相当品で、 /etc 以下のファイルを使って各種の設定を施していきます。

Notes

[1]

昔は symlink(2) していました。 2002 年の春くらいにコピー方式に変更されました。

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