よくみたら今日は、五十日(ごとおび)でした。 いやに半端な時期の五十日(ごとおび)ですが、 「日本綜合地所、負債1975億円で倒れる。会社更生手続き開始」 [1] だそうです。
民間のように見えて官製公共事業、それが不動産屋。 2004 か 2005 くらいまでは、この無理矢理な公共事業もなんとか動作してい た気がしました。人工的に十数年来不況実験をされている北海道ですら動作し ていることが分かるのだから、さぞや日本の他の場所ではバブリーなことになっ ていたのでしょう。
ローカル不動産会社は基本が自転車操業なので生産調整とか出来ません。 倒れるまで作り続けてハードクラッシュ。
年々、事態は悪くなっているのはフリーペーパーを見れば実感できます。 駅直結くらいのマンションならともかく、 最近では、ほんの少し立地条件が悪いだけの好立地物件でも 完成時に 30 % くらい売れ残っていて普通、 微妙な物件なら 60 〜 70 % くらい売れ残ってたりしても全然驚かない。 いや、そもそも完成後3年たっても 30 % 売れ残りなんて物件なんてのもある くらい(この物件、絶対もう売れないと思う、どうするんだろう売り主)。
感じとしては半年 で 10 % くらいずつ悪くなっている感じ (じゃ、一年後の基本は 90 % 売れ残りか? いや、そんな状態では、その前に産業がなくなっているか)。
次は…(戦々恐々)
[1] | 少し前に内定取消なので100万円あげる(?)だったかで名をとどろかせた会社だ そうですが(そういう話は覚えているけど)会社名は忘れていました。 |
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