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MLサーバ上でコマンドを使うと(ML管理者に)できること

Table of Contents
ホスト上でできること、その権限について
コマンドを用意する基準
共通のコマンドラインオプション
MLの作成
MLの削除
MLメンバーの登録と削除
MLメンバーのアドレス変更
配送を止める
配送を再開する
ログを見る
メンバーリストを見る
設定の変更
リモート管理者の登録と削除
モデレータの登録と削除
fml コマンドと makefml コマンド
アドレス一覧を表示する (fmladdr コマンド)
エイリアスの一覧を表示する (fmlalias コマンド)
設定を表示する (fmlconf コマンド)
モジュールのドキュメントを表示する (fmldoc コマンド)
記事を HTML 化する (fmlhtmlify コマンド)
レシピ’s

「MLサーバ上でコマンドを使う」 というのは、 「MLサーバ」へ SSH (Secure Shell) でログインし、 makefml (/usr/local/bin/makefml) コマンドもしくは fml (/usr/local/bin/fml) コマンドを使い、 fml8 の設定変更をするという操作を意味しています。

makefml の基本的な使い方は fml4 の makefml と同様です。 できるだけ fml4 と同じ使い勝手になるように、 つまり互換性を保つように努力しています。

相違点についての詳細は the Section called fml4 と fml8 の違い: コマンドラインでの操作 (makefml) in the Chapter called fml4 と fml8 の相違』 を参照してください。

ホスト上でできること、その権限について

makefml を使う操作は確認(confirmation)が不要です。 たとえば、 メンバーの登録は、コマンドを実行すると、そのまま処理が行なわれます。 これが許されるのは makefml を実行できる時点で、 つまりそのサーバにログインできる時点で、 特権的なユーザであることが証明されているからです。

「正しくサーバが構築されている」ことが大前提です (これは fml8 とは直接の関係がないので説明しません)。

MLサーバのホストに入ることができる(例: ssh してシェルが取れる)人は、 MLにとって最強の権限を持つ人を意味します。 ファイルを直接編集することで、どんなことでもできるわけですから、無敵です。 つまり特権的な操作が可能な状態です。

しかしながら、 人間まちがいを犯すもので、ついファイルのフォーマットを間違えたりします。

そのためファイルの直接編集などはせずに、 通常は「makefml (/usr/local/bin/makefml )コマンドを使うことで fml8 の設定を変更してください」という運用ポリシーが推奨されています。 もちろんファイルを編集してもかまいませんが、 その場合、内部構造などをよく理解して操作してください。

なお、fml コマンドは引数の順番の異なる makefml 同等品です。

makefml コマンド ML名 オプション
fml     ML名 コマンド オプション
コマンドの中身/動作は同じですので、 シンタックスの好き嫌いで、どちらかを選んで使ってください。

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