[HOME] [github] [twitter] [blog] [fml4] [fml8] [北海道] Powered by NetBSD and [nuinui.net] .

温泉: 五色温泉

有名な秘湯(でした orz) http://goshiki-onsen.com/ [1]

かつての(改装する前の)五色温泉は、 いまにも傾いてつぶれそうといいますか、 悲壮といいましょうか… とにかくいいかんじなのです:-) 秘湯をまもる会が大好きそうな温泉でした(過去形)。

************************************

21 世紀に入ってすぐくらいに大改装して、別物になりました! 改装してから一回しかいってない〜

昔の露天は透明な食塩泉だったのですが、 今のメイン(新館)の展望風呂および 「からまつの湯」は硫化硫黄泉(含フッ素・食塩・苦味-硫化硫黄泉)。 少し白濁していて軽く硫黄の臭いがします。 源泉温度は79.4度。

日帰りは500円、 貴重品入れ(100円は後で返ります)、 ボディシャンプー、 リンスインシャンプーなどはあります。 まぁ最近改装したので設備は温泉デファクトスタンダードになりました。

展望風呂も「からまつの湯」も源泉かけ流しですが、 前者は若干加水、 後者はバルブ調整だそうです。 なんか時間によっては「からまつの湯」も加水していたみたいだよ? 元々そのつもりではないらしく、ホースがうねうねしてましたけど:-) まぁ温度調整がうまくいかないと、どちらでも見かける風景です。

展望風呂は、ちょっと熱めです。 「からまつの湯」のほうが適温でおすすめですね。

「からまつの湯」は洗い場が5人分、内湯x1、露天x1。 露天と内湯合わせて十数人同時に入れるでしょう(露天の方が大きい)。 24時間入れます。 手作りだそうです。 立付けが悪く隙間風がビュービュー♪ 天井を見るとクモの巣がはってます。 改装したけど、このへんの味は受け継がれているのですね(苦笑)、GJ!

展望風呂のほうが少し大きいです。 洗い場が8人分、内湯が2つ、露天が一つ。頑張れば三十人くらいいけるか? 晴れた日には山と散策路がよく見えるはずです。 大きなガラス張りなので内湯からでも景色がよく見えます。 なお、こちら、夜中は入れません。 隙間風がビュービューなのは「からまつの湯」と一緒ですが、こっちの方が少しマシ。

なお、これらは新館の設備で、 これら以外に夏だけの混浴露天風呂、 別館の風呂というのがあるそうです。 別館は別館で独立した日帰り入浴をやってるらしいのですが詳細は不明。 また、いまでも旧館のほうに入れるのか?も不明。

イワオヌプリ 山頂から見下ろした五色温泉。

中央右下が五色温泉、 中央左上(道路向かい)は元JRの施設で今は「山の家」(?)という別の温泉です。 中央左上にある空き地のような場所はキャンプ場で、 ここにアンヌプリの登山口があります。

イワオヌプリ登山口駐車場前の橋の上から見た五色温泉。

見えているのは宿泊ブロックと展望風呂側です。 なお、この「お花畑」散策路から露天風呂が見えてしまうので、 展望風呂に塀が出来たんですよね (改築当初、塀はなかったそうです;-) 改築前の、あの日本古来の情緒あふれる露天風呂は、もうない orz (なにしろ露天風呂(混浴)に入ると目の前に車のナンバーが見える(笑))

行き方

自宅 から 130km 。 [2] 五色温泉へ行くルートは2つあります。

(1) 一年中使えるルートは、 66号線(岩内〜ニセコ)を(ニセコ方向から)登っていくという道。 66号線を登っていくと、やがて 雪秩父 です。ここが標高 600m くらい。 さらに、もう少し登ると五色温泉への別れ道(58号線)があり、 そこを登っていきます。 長いトンネルを抜けたら五色温泉郷(宿は二軒:-)です。 標高は 750m 。 ちなみに道の左(イワオヌプリ側)が五色温泉、 右が山の家(旧JRの施設)です。 ちなみに、 この道は、ニセコ→蘭越→ニセコとぐるっと回る効率の悪い道ですが、 冬(11〜5月)は、この道しかありません。 ちなみに66号線も58号線の別れ道より先は冬期通行止めなので、 66号線は湯本温泉郷( 雪秩父ちせの湯 など )と五色温泉郷専用の道路となっています。 ちなみに11月には既に雪道になってしまうので注意しませう。

(2) 58号線を逆方向に、つまり倶知安からニセコ方向に登ってくるという道があります。 ただし冬期は通行止め(11〜5月くらい)。 (注: 昔、この道はせまく、途中から山道で、車一台分の幅しかありませんでした。 道路も改装したので、現在は冬でも通行可? [要確認]) 倶知安駅を少し(ニセコ方向へ)過ぎたあたりから右へ曲がると、 五色温泉へ続く58号線に入ります。

食事

夕食は、 さしみ、山菜鍋、てんぷら(かぼちゃ、なす、まめ)、えびの塩焼x2、つけもの、 山菜の酢もの、ごはん、みそしる、茶碗蒸し。

やはりアンヌプリの山のなかにある宿なのだから、山菜鍋に期待でしょう。 もっとも、その季節のものもあれば春にとってストックしてたんでしょ? というものまで入っていますけど。 ちょっとずついろんなものが入っていて、よいおダシでした。 白菜、ねぎ、豆腐など鍋スタンダードは当然として、 タケノコ、ワラビなどを筆頭に山菜がいろいろ、 しいたけ、 海産物として「たら」「つぶ」「えび」。 実にいろいろなものが入っていてよい感じです。

別に近くで取れないんだから刺身なんて不要 [3] なのですが、 刺身が出てこない温泉宿は見たことないので、 刺身がないと怒る客がいるんでしょうかねぇ‥まったく。

朝は和定食。温泉宿の定番といった感じです。 焼き魚(マス)、たまご、味のり、つくだに、たくあん、 ごはん、味噌汁(わかめ、とうふ、たけのこ) 、といったところ。

昔 (改装前)

きれいな塩水泉で、露天は混浴です。 駐車場の車が目の前に見えているというすごい露天(笑)。 内湯は暗くて何だか分からない! 脱衣所が寒い! 2Fの床が傾いている! などなど、味だらけの秘湯でした orz。

改装後

「旧露天は残っているが、壁で囲まれてしまい、もう昔の露天ではない。 そのかわり風呂は3つに増えたらしい。 旧館もまだ泊まれるらしい。」 と人づてに聞いていたのですが、結局どうなんだろう? 改訂につぐ改訂が続いている?

本館、新館、別館があります(たぶん)。 長い渡り廊下でつながっている建物が別館で、昔の五色温泉跡地だと思われます。 ただ、パンフレットに別館の話が出てこないのですが、 それらしき建物に灯りついてみたいだたけどなぁ…

本館の2F部分が宿泊部分で 10 部屋、 各部屋に洗面所、トイレあり。 冷蔵庫はありません。

一泊 8,550 円〜ですが、オフシーズンなら、いくらかまけてくれるかなぁ…

2006/11/11-12: 台風なみの低気圧が太平洋岸に近付き、 北日本全域が大荒れの中、 行ってまいりました。 山の上は吹雪でした。(FF(前輪駆動車)だと)遭難一歩手前、あぶなかった〜。

Notes

[1]

以前の URL は素敵だった:-) これ↓ http://www.u-p.co.jp/test/goshiki/

[2]

まぁ 知床 にくらべたら誤差ですよね、庭ですよね(おいおい)。

[3]

近くで取れないシロモノなのだから当然ですが、 海辺の一部の温泉を除けば、 どこにいっても温泉宿の刺身は、たいていおいしくありません。

やめてほしい…けど内地からくる人対策でこうなってるんですかね?

[HOME] [github] [twitter] [blog] [fml4] [fml8] [北海道] Powered by NetBSD and [nuinui.net] .
Copyright (C) 1993-2022 Ken'ichi Fukamachi mail:< fukachan at fml.org >